3人に1人は紛失しているといわれている結婚指輪。あなたなら買い直す?

結婚指輪

大切なパートナーとの夫婦の証だ、とも言える結婚指輪。デザインや刻印など、二人で気に入ったものを選び、購入したそんな結婚指輪は、お互いにとって大切な思い出を含んだアイテムといえます。

そんな大切な結婚指輪をなくしてしまう、という場面は想像したくないものですが、結婚式場探しなどに役立つ大手クチコミサイト「ウェディングパーク」が既婚男女を対象に行なった調査によると、「なくしたことがある」と回答した人は全体の37.5%と、実に3人に1人はなくしたことがあるという結果が出ています。

3人に1人と考えると、他人事とは思えませんよね。

では結婚指輪を無くしてしまった時、多くの人はどのように対処しているのでしょうか?実際のところを見ていきたいと思います。

結婚指輪の紛失。パートナーに言う?言わない?

結婚指輪を無くしてしまい、方々手を尽くして探したけれど見つからない、という場合、まず頭をよぎるのは、再度同じデザインのものを購入することだと思います。

購入時のサービスとして紛失補償や、会直しが必要な際に割り引いてもらえるといった保証内容を提供しているブランドやショップもあるため、購入した店舗などに赴き、無くしてしまった結婚指輪と同じモデルのものを購入しようと考える人も多いでしょう。

ただ、その際に紛失したことをパートナーに黙って新しく買い直そうとするのは考えものです。

もちろん、大切な結婚指輪を無くした、という事実は後ろめたさもありますし伝えづらいかとは思います。告白すれば、怒られることもあるでしょう。

しかし、こっそり買い直そうとして結婚指輪を購入した店舗を訪ねてみても、まず、同じデザインどころか購入したブランド自体がすでに廃盤になっているケースもあります。

運良く同じデザインがあったとしても、在庫の取り寄せや刻印などに時間がかかったり、購入当時より価格が上昇していて手に入りづらかったりと、店舗を訪れたその日にすぐに買って帰れないという事態はままあることです。

また、こっそり買い直すという行為は、あなたの心理的によくない影響を及ぼすことも考えられます。

もちろん、黙って買い直したこと自体が万が一バレたら気まずくなる、ということもありますが、まず、紛失を黙っていることよりもこっそり購入し直したことの方が罪悪感を感じることになる、という事態は容易に想像できるのではないでしょうか。

結婚指輪は毎日身につけるものです。目に入るたび、私はパートナーに嘘をついている、後ろめたいことがある、という思いを潜在意識に刷り込み続けることにもなりかねないのです。

そうすると、いざパートナーに何か相談したいことがあったときに尻込みしてしまったり、今後も別のことで嘘をつき続けるようになったりと、一見大袈裟に聞こえるかもしれませんが、夫婦関係に悪い影響を及ぼしてしまうことにも繋がりかねません。

最初は怒られたとしても、やはりありのまま正直に話した方が、今後の夫婦関係を結果的に良い方向に導いてくれるのです。

パートナーには素直に打ち明けた上で、今後結婚指輪をどうするか、2人で話し合うのがオススメです。

なくした結婚指輪は買い直す?

実際に結婚指輪を紛失してしまった場合、そのままにしておくか、無くした方だけ、あるいは2人とも買い直すか、という選択肢が考えられます。

ちなみに、女性の方が結婚指輪に対して思い入れが強いためか、あるいは男性の方がアクセサリーを身につける習慣が少ないためにこだわりがあまりないのか、理由はなんともいえませんが、無くした人が女性の場合は買い直すケースが多く、男性の場合は買い直さずにいるというケースが多いようです。

ただ、近年では近い結婚記念日や5年10年といった結婚生活の節目に、セカンドマリッジリングとして改めて2人で結婚指輪を買い直すという夫婦も増えてきているようです。

いずれにしても、結婚指輪を無くしたことはいつまでも隠し通せることではありません。言い出しづらいかとは思いますが、折を見てパートナーには誠心誠意謝り、2人で納得がいく結論を出すことが今後の夫婦の関係性を考える上でも最善といえます。

夫婦で納得がいく結論を出すために

結婚指輪を無くしてしまうということはショックも動揺も大きなもの。ただ、慌てるだけでは何の解決にもなりません。

そして、パートナーへの報告が遅れるほど、バレてしまった時に気まずい思いをすることになります。長い結婚生活の中では、ひとつの隠し事が更なる隠し事の連鎖を生みかねず、やがて夫婦関係に大きな影響を与えかねません。なるべく早めに打ち明けるようにしましょう。

結婚指輪はけして安い買い物ではないので、その上で、買い直すのか否か、新調するとしたら片方だけなのかあるいは2人で買い直すのか、よく話し合い、納得できる結論を出せるといいですね。

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