愛するパートナーとの結婚の証でもある結婚指輪は、購入するときに材質やデザイン、刻印などたくさんのこだわりが込められた思い出深い品でもあります。
そんな結婚指輪を無くしてしまったとしたら、当然平静ではいられないものです。
ただ、結婚指輪を無くしてからまだそこまで時間が経っていないのなら、再購入を検討することは少し待った方がいいかもしれません。
その理由について、今回は紹介していきたいと思います。
結婚指輪を紛失してもすぐに見つかる可能性はある
結婚指輪を無くしてしまった場合、まずは諦めずに探してみることが重要だといえます。紛失したことに気づく前の行動を振り返りながら、心当たりを探してみましょう。
また、その際に立ち寄った施設の警備室や駅の窓口、最寄の交番などにも指輪が届いていないか問い合わせるのも有効な手段です。
もしまだ届いていなかったとしても、今後届けられる可能性もあります。指輪の特徴を細かく伝えて「遺失物届」を出しておきましょう。
パートナーにちゃんと伝えてしばらく様子を見るのも大事
2人にとって大切な思いが込められている結婚指輪を無くした、という事実にショックを受けるのと同時に、パートナーに対する後ろめたさを感じてしまうのは道理と言えるでしょう。
できれば見つかるまで黙っておきたい。そう考えることは自然ともいえますが、隠し事があるということがバレてしまうより先に正直に打ち明け、素直に謝った方が今後の2人の関係性を考えても最善の手といえます。
また、正直に打ち明けることで2人で一緒に探すこともでき、捜索範囲が広がることで指輪も見つけやすくなる可能性があります。
それでもどうしても見つからないという場合でも、購入し直すか否かよく話し合い、夫婦で納得のいく結論に至ることができるのも、早めに報告しておくことのメリットといえます。
片方だけ買い直すより二人で買い直す方がいいと言われる理由
結婚指輪を紛失してしまってから時間が経ち、どうしても見つからないというケースでは、再度購入し直すことを検討する人も多いかと思います。
ただ、指輪はけして安いものではないので、夫婦どちらかが無くしてしまった場合、無くなってしまった方の分だけ買い直すことを考える夫婦も少なくないのではないでしょうか。
しかし実のところ、片方だけ買い直す、というのはあまりオススメできません。
特に結婚生活が長い場合、当初購入した指輪の型や品番の取扱が終了していたり、場合によってはブランド自体がなくなってしまっていることもあり、全く同じものを購入することが難しいケースもあります。
そうでなくても、新調されたものと失くさず使い続けているものとでは傷みやくすみなどの使用感の差がどうしても出てしまい、揃いの指輪に見えなくなってしまうということも考えられます。
また、これはゲン担ぎの要素が強く、信じる信じないは2人次第ともいえますが、片方だけ買い直すという行為自体を縁起が悪いものとして捉える人もけして少なくはありません。
もし双方が納得できるなら、2人で一緒に結婚指輪を購入し直す方が良いかもしれません。
結婚○○周年が近いならセカンドマリッジリングも検討しよう
結婚指輪といえば、一生ものの1本を末永く身につける、というイメージが強いかと思いますが、実は「結婚○○周年」といった節目の年にセカンドマリッジリングとして新たに2人で結婚指輪を購入する夫婦も近年では増えて来ています。
結婚当初はあまり余裕がなく、指輪に割ける予算がなかった。当時とデザインの好みが変わってしまった。
そうした問題が年月の経過とともに解消され、長く続いた結婚生活の思い出を新たな形で残すといった意味合いでも、2つ目の結婚指輪を前向きに検討する夫婦も多いのです。
そして、結婚指輪を紛失した場合も、焦って間に合わせで購入するより、こうした節目の年に買い直す方がいいといえるのではないでしょうか。
というのも、初めて結婚指輪を購入した時のように、2人でデザインや素材を吟味してきちんと「今の2人」が納得できるものを手にした方が、愛着も湧きますよね。
もし、節目の年や結婚記念日などが近いようでしたら、結婚当初のようなワクワク感とともに、2人で新たな指輪を購入してみてはいかがでしょうか。
結婚指輪を失くしても、すぐには買い直さない方がいい理由
夫婦2人にとって大切なものであるため、結婚指輪を失くすことはショックが大きく、動揺せずにはいられないものです。
ただ焦ってとにかく早く、と指輪を急ごしらえで購入することは得策とはいえません。
まずは落ち着いてよく心当たりを探すこと。
すぐに出てこない場合はパートナーに早めに相談して、2人で今後買い直すのか否かなどをよく話し合うこと。
夫婦関係に思いもよらない亀裂を入れてしまわないためにも大切なことなのではないでしょうか。
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